こんにちは。
塾長の黒木です。
塾に来るこの中で悩みの多いランキング1位は。。。
算数が苦手で。。。
という生徒さん。
中学生になると、数学ですよね💦
しかし、算数が得意だという子も要注意なんです。
なぜなら、日本の学校教育での指導が暗記や順番を数えるだけの解法に偏ってしまっていることが多いからです。
だから、文章題や応用問題になった時にものすごく面倒くさがったり、ギブアップする子が目立ちます。
2020年の教育改革によって、
小学生の教科書が改定されたのはご存知でしょうか?
それによって、学習指導の3つの柱も
思考力
判断力
表現力
と、いずれも非認知能力の大切さをうたっています。
それなのに指導法が変わらなければ、何も変わりません。
では、文章問題が苦手なのは国語力が足りないからでしょうか?
一概にそうとも言えません。
まずは、論理力というところでいくと、物事を整理しながら順番に捉え、それを展開していく力が必要です。
それって、どうやって身に付けるのでしょう?
私は、目に見えない力を養う時に「空間能力」の必要性を感じています。
それはやはり、数学的な能力なんです。
考える力のベースは、脳が形成される過程で培われます。
そして、成長の段階に応じた適切な順番で行うことで、より効果的に身につくことがわかっています。
その5つの要素がこれです。
このそれぞれの力が幼少期に備わっていなければ、小学校に入っている足し算や引き算をやっても理解ができません。
できたとしたら、その多くが暗記法や指を使ったりしての序数での捉え方でしかありません。
計算が早くできることで褒められたりするのは、すでに意味がないのです。
計算機を使ってしまえば、誰でも早く答えを出すことが可能だからです。
そうではなく、解決に導くプロセスが大事なんです。
世の中、計算で答えが出る問題ばかりではありません。
むしろ、生きていれば柔軟にその状況に対応して解決することこそが求められます。
ちなみに、算数嫌いの子に話を戻しますが、引き算が苦手な子って多いですね。
割り算や分数ができないのも引き算ができていないからなんですよ!
足し算ができても引き算ができないのは、そもそも数に慣れ親しんでいないからです。
そして、小学校での算数苦手をそのままにしておくと、中学校での数学には多大な影響ももたらします。
合成と分解は同時に起こります。化学変化と一緒ですね。
だから、引き算という捉え方をせず、足し算で是非考えてみてください。
そのやり方は是非、体験に来てみてくださいね!!
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